経営者なら3か月で取り組める経営改善の具体的方法

2017.07.27

一見すると多様で複雑であると思われる問題も本質的な視点から見ると意外に
シンプルであることが少なくない。
経営もその一つである。弊所には経営が窮境状態に陥って大変困っているなどの
相談がたくさん寄せられる。
これは弊所が事業や経営の再建,再構築を主な取扱業務としており,
専門分野としているからに他ならない。

こういった経営が窮境に陥ったという結果の相談を持ち込まれる経営者は
至って原因を考えていない。
もちろん全く考えていない事はないのだが,本質的な見地から結果を捉え
原因を探っていないのだ。
だからどうしても相談内容や話す内容が枝葉末節的な部分になってしまいがち。
これでは,応急的な絆創膏という役割でしか弊所もご依頼に対応させていただけず,
根本的な完治を目指した相談にならないのである。依って問題も当然に解決しない。

経営状態が良くないのは,もちろん外部環境的な影響もあるだろうが,
多くの中小企業においては内部環境が主因である。
それも,営業や渉外といった売上や利益に関わる部分,
それと経費に関わる資金の配分に関する部分,大きく分けてこの2つである。
特に営業や渉外といった売上や利益に関わる部分のウェイトは資金の配分の比ではない。

どうして経営状態が窮境に陥るかということを,本質的な見地から考えた場合,
それはずばり売上や利益が充分に取れていない,ただそれだけの事である。
だから銀行も力になれず,前向きな金融支援ができない。
これだけのこと。



これを,仕入れが高くなったとか,経済が落ち込んでいるとか,消費力が減ってきているとか,
どんどん理由をくっつけていって,売上,いや売れないのは当然という理由や
理屈付けをしてしまい,それを継続的に言い続けていることで,
経営の窮境状態が常態化してしまっているだけの話しである。

事業を行う以上,当然に常在戦場,市場無常ということは念頭において
経営にあたらないといけないわけで,そう考えると,市場がどうの,消費がどうの,
なんて言ってる暇は全くないのである。

如何にして,自社の強みをいまの製品・サービスから出し続け,新たな製品・サービスを開発,
創出するのか,まさにこの活動が自社の革新,進化に繋がり,市場の,顧客の開拓に繋がり,
ひいては売上・利益に比例するのである。

これは,製造業でも建設業でも運送業でも小売業でも卸売業でも,
業種は違ってもすべて同じ概念で捉えることが出来るのである。

さあ,今日を区切りに,明日からその活動に取り組んでいこう。

そして自社の未来・将来のために今しかない時間,経営資源を有効に,有意義に使おう。

創業時の夢の実現は,もうすぐ目の前である。