PDCAは基本中の基本

2017.08.18

【 継続,繰り返しは成長の源 】

事業活動において重要なことは,「繰り返し」と「継続」です。

なにを繰り返し,何を継続するのかは,企業の数だけ存在しますが,要はそういう事です。

その上で,外せないのはPDCAのフレームワークです。
P(計画),D(実行),C(検証),A(改善実行)のサイクルです。
このサイクルはどんな企業であっても基本です。これを基本とできない企業や事業は,
成長できないと言い切って良いと思います。

これは,創業まもない企業も100年以上の企業にも当てはまる事です。
どれほど優れた事業計画や経営戦略であっても,完璧ではありません。
市場の求めに対して,何かがズレているのが一般的です。
そのズレも一回で合わせることは大変難しいものです。

だからこそ,計画し実行した結果に対し,検証をし,改善計画を立てて,
その計画を実行に移す,というサイクルははずせません。
しかし,結果だけを見ていても改善に繋がらない事も多々あります。
それは,結果は原因に対する結果でしかなく,見直すのはむしろ結果ではなく,原因の方です。

結果のPDCAのサイクルに取り組まれていても,
原因のPDCAにとりくまれている事を聞く機会はとても少ないです。
つまり,どうしてその結果になったのかを知るためには,
その原因を追求するのが一番の早道なのです。

事業計画や経営戦略を考えた経験のある方ならお解り頂けると思うのですが,
どうしても成果に目がいってしまいます。
この成果を上げるための計画や戦略になってしまいます。
もちろん,計画や戦略は成果を上げるための思考ですが,
その計画や戦略を立てるに至った理由を知っておくことは,とても大切な要素です。

この要素を十分に理解しないで立ててしまった計画や戦略は「魂のない仏様」
のようなものだと言えます。
もちろん結果,成果を重視することは事業活動として大切なことですが,
だからと言ってその経緯,プロセスを軽視して良いという事にはなりません。
そういう観点からも,その戦略や計画を作成するに至った経緯,プロセスを理解しておく,
知っておく必要があるわけです。

その要素は単純に売上や利益の底上げという簡単に目に見えるものではなく,
企業の裏側を流れるプロセス,ストーリーを意識しなければ見えてきません。
ちなみに裏側のストーリーとは,自社を創業するに至ったイデアやコンセプトです。

その裏側のストーリーを十分に理解した上で,この売上や利益が必要だと解して立てる
計画や戦略をPDCAのサイクルに当て,改善を加えていく,
そうする事で創業の初志を忘れることなく,ブレル事もなく,その企業の経営に即した計画や
戦略が立てられ,改善もまた即したものになってきます。

こういった事を継続し,繰り返すことで,小さな成果が大きく積み増し,
結果的に社会に大きな貢献する企業として冠たる地位を創出できるのだと考えます。