経営資源にはレバレッジをかけよう

2017.09.01

【 資金は循環するフローが大切 】

経営をするうえで経営資源は重要です。
ヒト,モノ,カネ,情報など。そのなかでも,企業にとって資金は血液と同じで,なくてはならない経営資源です。
しかし,血液もそうですが,ある部分で滞ってしまってはいけません。
循環して初めてその役目を果たす事になります。キャッシュフロー計算書は,この資金の流れ,
を営業,経常,財務に分けた財務諸表です。

この流れというフローですが,事業を行う上で大変重要なキーワードです。

物事をスムーズに流そうとすれば流れに逆らうのではなく,流れに乗ることが大切です。
例えば,その時代の時流や潮流にのって勢いよく伸びることです。
これはフローが循環しているから乗れるのであって,どこかで滞っていては乗れません。
この循環を創り出すのも経営者として大切な仕事です。
もちろん,時流や潮流を見極めることも重要ですが,
見極めても乗れるかどうかとは別ですから,上手く乗りこなす術を学ばなければいけません。

つまり,資金はあるだけでは充分な役割を果たさないということです。
循環させることによって,初めて本来の資金の力を発揮するということになります。

そこで,資金の本来の力はというと,資金として利用することもできますが,資本という使い方もあります。
この資本という使い方は,テコ=レバレッジとして使うという考え方です。
すなわち,自己資本をテコに他人資本を利用して利益を上げるという考え方です。
証券取引などは全てこの概念に基づいています。

経営資源において,ヒト,モノ,情報などは蓄えていくことで力を発揮するとも言えますが,
カネは循環が必要な資源だという事です。
もちろん貯蓄という意味では経営資源と言えるかもしれませんが,
それではいずれは尽きてしまうことになります。
企業経営は何かに対する投資であり,その果実が売上や利益になります。
その為には,よい循環環境に経営を整える必要があります。
どれほどのレバレッジが掛かった事業が行われているのか検討されてみてはいかがでしょうか。