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「目指すべき地点へ」【事業再生コラム9話】

会社は、起業・創業後は常に(小さな)改善を日々心がける必要があります。
世間では大成という言葉も聞かれますが、実際には大成というゴールは会社には存在しません。
持続的、継続的(ゴーイング・コンサーン)に成長していくのが
会社(企業)の社会における使命だからです。
すべての会社は、「目指すべき地点」に向かって歩みを進めていきます。
できるだけ早くそこへたどり着くために近い道を選択しながら進みますが、
日々起こるいろいろな事で少しずつ進路がズレていくことは珍しくありません。
そこで、都度の修正=改善をしていきます。
ただ日々起こることも小さな事象から大きな事象まで様々です。
大きい場合はその事象に集中して対応に当たらなければいけません。
だからこそ我々のような「改善や再生という専門的な支援機関」も存在するわけです。
そして、その大きな事象が解決すると「日々の改善」に目を向け、
向かっている地点まで最短距離かどうかを見極めながら進んでいきます。
このような活動を繰り返し続けていくことで事業は発展し、企業は成長を遂げます。
ところで、先ほど少し触れましたが、私は事業の経営改善、
とりわけ大きな事象と企業再生を専門に特化した事務所を大阪西天満にて運営しています。
この分野に身を置いて彼此20年以上になりますが、
その立場から見させていただいておりますと、
企業経営というものが如何に緻密で根気よく同じことを
日々繰り返し取り組んでいかなければいけない活動であるかを思わずにはいられません。
例えいくら上手く出来上がった活動のフレームワークであっても、
そのままでは自社にとって素晴らしい手法とは限りません。
実際に使い、取組み、自社にあったオリジナルの型に落とし込んで、
初めて実戦向きのフレームワークとなるのです。
机上の理論だけでは実践の事業で利用できません。
そして、経営とは単純にいうと「強みを伸ばすこと」と「弱みを克服すること」です。
その為には強みと弱みを正確に把握する必要があります。
またそれらは常に一定ではなく、
社会経済の動向によって外部要因である機会と脅威に連動します。
従いまして、一度把握すれば済むものではなく、常に気を配っておく必要があります。
そういう状況と並行して、自社の強みと弱みの変化を把握しながら、
先述した「目指すべき地点」への最短距離を計画していきます。
言うは易し行うは難しではありますが、このような日々のたゆまぬ努力が
企業の成長を支えていることに反論はないと考えます。
是非とも、経営は日々改善の積み重ねで成り立っていることをご理解いただいて、
ご一読いただいている諸兄の会社がますます発展しますよう心から祈念致します。
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さて、会社経営は苦難と予期せぬ出来事の連続です。何の問題もなく順風満帆な会社経営こそ存在しないのではないでしょうか。そんな会社の経営者、リーダー、責任者である社長は多くの決断を求められます。その決断のなかには、会社存続に関することもあると思います。今まさにお一人で抱えきれない問題の解決を迫られているかもしれません。それでもご安心ください。大袈裟ですが命までは取られはしません。起きたことは必ず納まります。
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