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コラム
経営改善・再建
経営改善・再建とは会社がどのような状況や状態にあるときに着手するべきものなのであろうか。
例えば当月の金融機関に返済する資金繰りがつかない、従業員や取引先に対する給与や買掛金の支払いができないなど、
かなり行き詰った状況や状態にある会社だけが取り組むことなのだろうか。あるいはその状況や状態に陥らなければ
取り組む必要がないのであろうか。
ところで、経営や事業というものは、非常に掴み処がなく実態が見えにくいうえ、
将来の動きが推測しにくいものだと言える。
それはなぜか。答えは至極単純である。それは経営や事業が載る皿、つまり市場(消費者)や経済が
一つ所に留まっていないからである。もっと言えば途絶えることなく動き回っているからである。
その動き回っている中に顧客は存在するのであって、これはB2BであれCであれ大きな変わりはない。
とくに昨今においては、グローバル化、フラット化、多様化などが進みに進みおまけにそれを加速させる
デジタル化の技術が一層に向上、増加しており流れのスピードをより加速させている。このような外的条件が
揃ってしまったばかりにいろいろな人対人としての関係構築が崩れる傾向にありそのスピードも残念ながら増している。
話しをもとに戻そう。冒頭の問いかけに対する回答は「否」である。経営は経営を始めたその時から、
計画している軌道通りには進んではいない。なぜ進まないのかは前述した理由によるところが大きいと考えられる。
だから、経営を始めた瞬間から軌道修正は必要であり、もっというならば計画がどういうずれ方をして、このずれ方だと
何処へ向かうことになるのか、逆にずれ方がショートカット的な軌道になっているなら修正しない方がいい場合だってある。
しかし、一つ言えることは、経営を与っている社長が絶え間なくその方向を見続けていればこその場合であって、
見続けてもいないのに一観測的な状況でショートカットと決めつけられるほど、今の市場や経済は優しくはないのである。
要するに経営改善・再建というのは、経営を始めたら常に頭において置かないといけない要素であり、会社の行く末をみて
瞬時に判断するなかで取っていかないといけない手段なのである。もう一度繰り返すと、見続ける経営の中で、
あるいは経営活動の中で、必要であれば即座に取らなければいけない「手段」なのである。ここを多くの社長は取り違えている。
経営改善や再建は目標でもなければ目的でもないのである。自社が自社で足り得るために取るべき「経営手段」なのである。
これを誤って行き着く先、すなわち目的として捉えた瞬間にその会社の経営が再建を目的に動き出すわけである。会社は、
市場(消費者)へサービスや商品を継続的に提供し、持続する業態を維持することでより成長し、社会に貢献などをして
自己実現を叶えていく事が目的なのである。決して再建したり、改善したりすることが目的でないのである。
このことを取り違えてしまい、または不運にも取り違えてしまわざるを得ない状況や環境に陥ってしまった社長諸兄、
今からでも遅くはないので、一度、弊所を訪ねてもらいたい。その誤りをただし、再び成長軌道へ戻す計画のヒントが
ここにはあります。社長諸兄からの一日も早い連絡を待っています。
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さて、会社経営は苦難と予期せぬ出来事の連続です。何の問題もなく順風満帆な会社経営こそ存在しないのではないでしょうか。そんな会社の経営者、リーダー、責任者である社長は多くの決断を求められます。その決断のなかには、会社存続に関することもあると思います。今まさにお一人で抱えきれない問題の解決を迫られているかもしれません。それでもご安心ください。大袈裟ですが命までは取られはしません。起きたことは必ず納まります。
大永綜合経営事務所には、倒産対策・回避、再生、改善など、会社の有事に向き合って20年以上の経験豊富なコンサルタントが存在します。お悩みの解決の糸口がきっと見つかるとおもいます。お困りのことがありましたら是非一度お問い合わせ下さい。